石川、富山、福井の北陸三県だからこそ、四季折々、素材を嗜む。

2017.10.31

近年の日本では、春と秋という最も過ごしやすい気候の時期が短くなり、その代わり寒い冬と酷暑の夏の期間が長くなってしまった。それでも季節に似合った素材の洋服を身につけるのは楽しいことのひとつだと僕は思う。スーツやジャケットに用いられる、毛繊維にもいろいろあって、さらりとした感触が夏に向くキッッドモヘア地もあれば、極細の繊維の光沢や柔らかな感触が心地よい、タスマニア産などのメリノ系のウールも秋から春までの長い季節に対応出来るだろう。秋にはやはり少し厚手のツイードに見えながら、実はカシミアなどという少し上級の生地の楽しみ方もある。布地を楽しむ技を身につければ、着ることがさらに楽しいものとなるだろう。私はやがて訪れる次の季節の服装計画を練りながら、ネクタイやシャツ、ニットウェアなどの組み合わせを考えて、楽しんでいるのだ。カミーチャ.jpg

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